バカラ入門ガイド：基本ルールとゲームの流れを徹底解説

井川意高さんもハマった！バカラの魅力に。シンプルなルールながら奥深い戦略性を持つバカラの世界へようこそ！

バカラは、そのシンプルなルールとスピーディなゲーム進行から、多くのカジノ愛好家に広く愛されているカードゲームです。このゲームでは、参加者は「プレイヤー（客役）」と「バンカー（胴元役）」の二つの役割からどちらが勝つかを予想して賭けます。プレイヤーとバンカーという用語は、実際の意味よりもむしろ位置や役割を指すための便宜上のものであり、本質的にはどちらも同じ条件でゲームに臨みます。

ゲームの目的

バカラの主な目的は、配られたカードの合計が「9」に最も近い方が勝者となることです。この点で、ゲームは非常に直感的で理解しやすいです。「9」はこのゲームで最も強い数字とされ、「0」は最も弱い数字とされます。これは、西洋で広く遊ばれているこのゲームが、日本の伝統的な「おいちよかぶ」をベースにしているためです。

バカラのバリエーション

伝統的な「ビッグバカラ」は、高額な賭けが可能で、多くのプレイヤーが同時に参加できます。一方で、「ミニバカラ」はビッグバカラをより手軽に楽しむために作られたバージョンで、ルールは全く同じであるにも関わらず、テーブルが小さく、参加人数も限られています。これにより、より速くダイナミックなゲーム進行が可能となっています。また、ミニバカラの一種として「ミディ・バカラ」も存在し、これはミニバカラと似ていますが、いくつかのカジノでは異なるベッティング限度が設けられています。

カードの数え方とゲームの流れ

カードの数え方は非常にシンプルです。Aから9までのカードは顔の値通りに1から9までの点数が与えられ、10および顔絵のカード（J、Q、K）は全て「0」として計算されます。勝敗は、これらのカードを合計した数の下一桁で決定されます。

賭けるフェーズ
- ゲームが始まると、ディーラーは「プレイス・ユア・ベット」とアナウンスします。参加者はプレイヤー、バンカー、またはタイ（引き分け）のいずれかに賭けます。各賭け場所は色で区分されており、プレイヤーは色に応じてチップを配置します。

カードの配布
- 全ての賭けが完了すると、ディーラーは「ノー・モア・ベット」と宣言し、プレイヤーとバンカーにそれぞれ2枚ずつカードを配ります。バカラでは、個々のプレイヤーにカードを配るのではなく、プレイヤー全体で一つの結果に賭ける形式を取ります。

カードのオープン
- 最初にプレイヤーのカードが公開され、その後バンカーのカードが公開されます。この際、配られたカードがペアでなければ、ペアベットに賭けられたチップは回収されます。

勝負の決定
- カードが公開された後、8または9（ナチュラル）の手があれば、その時点で高い点数を持つ方が勝ちとなります。ナチュラルが成立しない場合、追加のカードが配られるかどうかがルールに基づいて決定されます。

結果の発表
- 勝利した側に賭けていた参加者は、配当を受け取ります。ただし、バンカーに賭けて勝った場合は、一部のカジノでは勝ち金の5％が手数料として徴収されることがあります。もし引き分けの場合、タイに賭けていた参加者は8倍の配当を得ることができます。

上の表はナチュラルが成立しない場合、追加のカードが配られるかどうかが点数の条件ルール

バカラの条件表

バカラにおいて、3枚目のカードを引くかどうかの判断基準となる条件表について説明します。

【バカラ 3枚目ドロー条件表】

この表は、プレイヤーとバンカーの最初の2枚の合計点数によって、3枚目のカードを引くかどうかを決定するためのものです。

プレイヤーの3枚目ドロー条件

プレイヤーの2枚の合計	3枚目ドロー
0～5	ドロー
6～7	スタンド（ドローしない）
8～9	ナチュラル - スタンド（勝負あり）

0～5点の場合: 必ず3枚目のカードを引きます。

6～7点の場合: 3枚目のカードは引きません（スタンド）。

8～9点の場合: ナチュラルとなり、それ以上カードは引かずに勝負が決まります。

バンカーの3枚目ドロー条件

バンカーの3枚目ドロー条件は、プレイヤーの3枚目のカードとバンカー自身の最初の2枚の合計によって複雑に変化します。

バンカーの2枚の合計	プレイヤーの3枚目のカード	3枚目ドロー
0～2	－	ドロー
3	8以外	ドロー
3	8	スタンド
4	0～2, 7～9	ドロー
4	3～6	スタンド
5	0～4, 7～9	ドロー
5	5～6	スタンド
6	0～6	ドロー
6	7～9	スタンド
7	－	スタンド
8～9	－	ナチュラル - スタンド（勝負あり）

バカラでは、この3枚目ドローのルールは世界中のカジノで共通です。

プレイヤーは自分の意思でカードを引くことはできません。

ルールに従って自動的に引かれます。

バンカーのルールは複雑ですが、ディーラーがルールに従ってゲームを進めるので、プレイヤーは覚えなくても大丈夫です。

バカラの3枚目ドロー条件は、ゲームの勝敗を大きく左右する重要な要素です。これらのルールを理解することで、ゲームの流れをより深く楽しむことができるでしょう。

配当について

バカラでは、賭けの種類によって配当（払い戻し）の倍率が変わります。

プレイヤーへの賭け
- プレイヤーが勝つと予想して賭けます。
- 予想が的中した場合、賭け金と同額の配当がもらえます。
- つまり、賭け金の2倍になって戻ってきます。
- 例：1000円賭けてプレイヤーが勝った場合、1000円の配当がもらえ、合計2000円になります。

バンカーへの賭け
- バンカーが勝つと予想して賭けます。
- 予想が的中した場合、賭け金と同額の配当がもらえます。
- ただし、カジノによっては、バンカーが勝った場合に配当から5%の手数料が引かれることがあります。
- 例：1000円賭けてバンカーが勝ち、手数料がない場合、1000円の配当がもらえ、合計2000円になります。
- 例：1000円賭けてバンカーが勝ち、5%の手数料がある場合、950円の配当がもらえ、合計1950円になります。

タイへの賭け
- プレイヤーとバンカーが引き分けになると予想して賭けます。
- 予想が的中した場合、賭け金の8倍の配当がもらえます。
- つまり、賭け金の9倍になって戻ってきます。
- 例：1000円賭けてタイになった場合、8000円の配当がもらえ、合計9000円になります。

ペアベット
- プレイヤーかバンカーのどちらかが、最初に配られた2枚のカードが同じ数字（ペア）になると予想して賭けます。
- 予想が的中した場合、賭け金の11倍の配当がもらえます。
- つまり、賭け金の12倍になって戻ってきます。
- 例：1000円賭けてペアベットが的中した場合、11000円の配当がもらえ、合計12000円になります。

このように、バカラでは賭け方によって配当が大きく異なります。特にタイやペアベットは高額な配当が期待できますが、その分的中させるのは難しくなります。

バカラ初心者必見！勝率アップのためのテクニックを紹介

バカラの攻略テクニックは、大きく分けて以下の3つの要素があります。

1.確率とハウスエッジの理解

バカラは、プレイヤーとバンカーの勝率がほぼ50%ずつであり、どちらかに賭けても勝つ確率はほぼ同じです。

ただし、バンカーが勝つ確率がわずかに高く、カジノはバンカーへの賭けに5%の手数料を課すことで利益を得ています。

タイは確率が低いため、高額配当ですが、頻繁に狙うのは得策ではありません。

ペアベットも確率が低く、ハウスエッジ（カジノ側の有利さ）が高いので、注意が必要です。

2.資金管理

負けが続いたときに賭け金を増やして取り返そうとするのは危険です。

予算を決めて、その範囲内で楽しむことが大切です。

勝ち逃げや損切りのタイミングを決めておくことも重要です。

3.ベット戦略

勝敗の流れを読み、それに合わせて賭け方を変える方法があります。

例えば、「マーチンゲール法」は、負けるたびに賭け金を倍にしていく方法ですが、資金管理が重要です。

その他にも、「ココモ法」「パーレー法」など様々な戦略があります。

重要な注意点

バカラには必勝法はありません。

攻略テクニックは、勝率を上げる可能性があるというだけで、必ず勝てるわけではありません。

賭けを楽しむことが大切であり、のめり込みすぎないように注意しましょう。

これらのルールを理解し、ゲームに慣れることで、バカラをより楽しみながら戦略的にプレイすることが可能になります。バカラは運だけでなく、いつどのように賭けるかを学ぶことも重要です。